流産 経験の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
37歳の主婦です。
30歳で結婚し、32歳で妊娠しましたが、9週で流産になりました。その後、35歳になっても妊娠することができなかったため、不妊外来に行くことにしました。
いろいろな検査をしていただき、「高プロラクチンと多嚢胞性卵巣に黄体機能不全」と言われました。よく分かりませんでしたが、体外受精をすることになりました。4回移植をしましたが、いつも判定はマイナス。判定の結果を聞くたびに、だんだんと疲れてきました。
そんなとき、漢方薬が良さそうだということを知り、とりあえずいろいろ相談することにしました。
今までの経過と検査結果や基礎体温表などをしっかり見ていただき、先生からいろいろなアドバイスを受けました。一言でいえば「心身を整え妊娠力をつけてから、再度、体外受精にトライしなさい」ということでした。その日は、お聞しただけで主人と相談することにして帰りました。
主人も後押ししてくれて、1週間後に漢方治療を始めることを決心し、約9ヶ月間、漢方薬だけを服用し、生理周期や基礎体温が良くなってきたところで体外受精を始めることにしました。
すると驚いたことに、1回目で妊娠し、つわりの時も「赤ちゃんが元気に育っている証拠」と言われ、ついにママになることができました。主人ともども、漢方薬のおかげと感謝しています。
不妊外来の治療を何年も続けても結果が出ないと、心まで病んでしまう方が少なくありません。この方もそんな一人です。
適切な漢方薬と共に、適切な心のケアも大切です。この方は、心の持ち方のアドバイスをとても素直に理解され、実行されたのが良い結果につながったと推測しています。
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